再登録

 

こんにちは。ささえみです。

この記事を読んでいるあなたはきっと、WordPressで運営中のサイトのhttps化に成功した方だと思います。

 

まずはこれまでの膨大な作業、お疲れ様でした!記事数の多いサイトの運営者さんは、めっちゃ大変だったと思います。

 

ですがここで安心してはいけません。WordPressのサイトをhttpsに完全移行するには、まだ最終設定が残っています。

 

 

httpsのアドレスとなったサイトは、もはやhttpのものとは「別サイト」の扱いです。

なので、Google側に【別サイト誕生のお知らせ】をしておかないと、https化したサイトの正確なアクセスデータが取れなかったり、サイト改善のアドバイスをもらえなかったりします。

 

 

そこでhttpsとなったあなたのWordPressサイトは、GoogleアナリティクスとGoogle Search Consoleに、再び登録をしていきましょう!

その手順を、これからお話していきます。

 

復習

  • Googleアナリティクス→サイトにどれだけの人が訪れているのか?などが分かるアクセス解析ツール
  • Google Search Console→サイトの安全性や利便性を監視し、その都度アドバイスをくれるツール

 

 

http→httpsとなったサイトをGoogleアナリティクスに再登録する手順

 

Googleアナリティクスにhttpsサイトを登録しておくことで、今後運営していくhttpsサイトの「正確なアクセス解析データ」を取得することができます。

設定はそれほど難しくありませんので、早速やっていきましょう!

 

 

まずはGoogleアナリティクスにアクセスし、左側メニューバーから「管理」をクリックします。

 

アナリティクス 管理

 

 

次の画面で「プロパティ設定」をクリック。

 

アナリティクス プロパティ設定

 

 

次の画面の「デフォルトのURL」を、httpからhttpsに選び直して保存します。(保存ボタンが画面下の方にあるので、クリックするのを忘れずに!)

 

アナリティクス httpsに

 

 

元の画面に戻ったら、次は「ビュー設定」をクリックします。

 

アナリティクス ビュー設定

 

 

次の画面の「ウェブサイトのURL」のところを、先ほどと同じようにhttpからhttpsに変更して保存します。(保存ボタンは画面下の方にあります!)

 

アナリティクス ビュー設定

 

 

これで、新たに運営していくhttpsサイトの登録ができました!

 

 

 

http→httpsとなったサイトをGoogle Search Consoleに再登録する手順

 

お次はSearch Consoleへの再登録です。

 

Search Consoleの場合は、現在登録しているhttpサイトの情報を修正するのではなく、httpsサイトを新規登録するカタチになります。

 

Search Consoleへの新規登録は、既にやったことのある人も多いと思います。なので簡単におさらいしておくと・・・

 

 

まずは「プロパティを追加」ボタンをクリック。

 

サーチコンソール プロパティの追加

 

 

入力欄にhttpsになったサイトのURLを入力し、「追加」をクリック。

 

サーチコンソール 追加

 

 

サイトの所有権の確認をします。

「このHTML確認ファイル」と書かれた青文字をクリックします。すると、サイトに埋め込むファイルがダウンロードされます。

 

サーチコンソール所有権の確認1

 

 

エックスサーバーのインフォパネルにログインし、所有権の確認をしたいサイトを管理するサーバーの「ファイルマネージャー」を開きます。

 

エックスサーバー インフォパネル

 

エックスサーバー ファイルマネージャー

 

 

次の画面でファイルの一覧が出てきます。サイトのドメインを探してクリック。

また違ったファイル一覧が表示されるので、その中から「public html」を見つけてクリックしましょう。

 

エックスサーバー ウェブFTP

 

エックスサーバー ウェブFTP2

 

 

次に画面右の「ファイルを選択」ボタンをクリックします。すると、パソコン内に保存されたファイルを選ぶことができます。

先ほどSearch ConsoleからダウンロードしてきたHTMLファイルを選択し、「アップロード」をクリックします。

 

サーチコンソール ファイルアップロード

 

 

ここでSearch Consoleの画面に戻ります。

手順(3)に青文字で書かれているURLをクリックしましょう。

 

サーチコンソール 確認

 

 

新しいページが開き、このような画面が出れば、HTMLファイルが正しくアップロードできています。↓

 

サーチコンソール 確認

再びSearch Consoleの画面に戻り、「ロボットでない」にチェックを。そして「確認」をクリックします。

 

サーチコンソール 所有権の確認2

 

これでhttpsにしたサイトの方も、Search Consoleに登録されました!

 

 

次に、サイトマップを送信します。「サイトマップを送信」をクリック。

 

サイトマップの送信

 

 

「サイトマップの追加/テスト」をクリックします。

 

サイトマップ送信3

 

 

出てきた入力欄のところに、「sitemap.xml」と入力して送信ボタンを押しましょう。

 

サイトマップ送信4

 

 

下の画像のように、サイト内のページ数がカウントされ始めたグラフが出ればOKです。

 

サイトマップ

 

 

【補足】

のちほどSearch Consoleの方から、「https://〇〇.jp/の検索パフォーマンスを改善できます」というメッセージが送られてきます。

 

これは「https://www.〇〇.jp/って打ち込んであなたのサイトを表示する人もいるかもしれないから、www付きのバージョンも登録しておいてね!」という意味です。

※https://も、https://wwwも、インターネット上のページを表示させるための枕詞のようなもので、どちらを使ってもいいことになっています。

 

手順は同じなので、www付きの方も新規登録しておくことをおすすめします。(所有権の確認の画面まで来たら、HTMLファイルはダウンロードせずに、確認ボタンを押せばOK!)

 

サーチコンソール www付きの登録

 

 

まとめ

 

今まで運営していたhttpサイトをhttpsに変更するということは、内容は同じだけれど全く別のサイトを作るという意味です。

 

そのため、今までhttpで登録していたGoogleアナリティクスやSearch Consoleにも、httpsバージョンの存在を知らせることが大事です。

 

GoogleアナリティクスもSearch Consoleも、サイトを運営していくにはマストのツール!

https化した後には、忘れずに再登録しておきましょう!