こんにちは。ささえみです。
今回は、2016年以降にGoogleアドセンスアフィリエイトに挑戦しようとする方に向けて、「新たなアドセンス審査の基準」についてお話していきます。
結論から言うと、1~2年前に比べてアドセンス審査の基準が厳しくなりました。
つい最近まで「アドセンス審査に出すブログには、テキストのみの日記記事を10記事ほど書いておけばいいですよ」という基準が普通でした。そして、それで実際に審査が通過できました。
しかし2016年の春ごろから、「ただの日記ブログ」では審査を通過することができない傾向が強くなっています。
では、どんなことに気を付けて記事を書けばアドセンス審査に通るのか?
Googleが唱える「価値のあるコンテンツ」の意味を踏まえて、審査に通るブログの基準をまとめていきたいと思います。
Googleが唱える「価値のあるコンテンツ」とは一体何か?
Googleが目標としている「価値のあるコンテンツ」とは、「読者に役立つ情報や、新たな気付きを与えることができる記事」のことです。
例えば、「○○というレストランに行って、限定メニューを食べました」という内容の記事があるとしましょう。
それを、「ただの日記ブログ」と「読者に役立つ情報や、新たな気付きを与えることができる記事」に書き分けてみます。↓
<ただの日記ブログ>
Aと久しぶりにご飯行ったよ♪
今日は、友達のAちゃんと○○レストランに行ってきました~。
11時半に待ち合わせのはずだったのに、Aが遅れてきたので着いたころにはお腹がペコペコ。
やる気あるのか~!?
お店の中はカップルが多くて2人で「なんか寂しくない?」とか言いながら注文w
私は期間限定の△△というパスタを頼みました。
トマト系?魚介系?結構大盛り~!!
食べきれなかったのでAにも手伝って食べてもらいました。
でもデザートは後でバッチリ食べるという・・・。
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~後略~
<読者に役立つ情報や、新たな気付きを与えることができる記事>
××駅前の○○レストランで期間限定パスタが食べられる!味わってみた!
××駅前のイタリアン「○○レストラン」で、期間限定パスタが味わえるとのこと。
早速友達と一緒に食べに行ってきました!
↑○○レストラン
○○レストランのオープンは11時半。
ランチタイムは15時までです。
期間限定のパスタは1日限定20食とのことで、急いで行かなければ!
しかし友達が待ち合わせ時間に遅刻してきました・・・。
いつもランチ時間は混み合うお店なので、着いた頃に限定パスタがまだあるかどうか・・・!?
冷や冷やしながら到着してすぐに注文!するとまだあった!(この時12:45)
店員さんに聞くと、大体いつも14時前後に売り切れるそうです。よかった、セーフ!
というわけで、その限定パスタというのがこちら↓
このボリュームで800円です。コスパいいですね。
女性一人だとちょっと多いかもしれないので、少食の人は2人でシェアした方がいいかもしれません。
熱々のうちに食べてみました。
あーーー好きだわ、コレ。
酸味が結構強いトマトベースのソースです。その中に魚介が入ってます。
いつもクリーム系よりトマト系のパスタを選ぶ人は、まず間違いない味です。
隠し味的に鷹の爪が入っていて、それがちょっとピリッとします。
一応メニューにも書いてありますが、結構小さめの表記です。お子さんは注意してね。
美味しかったです。ごちそうさまでした。
9月末まで食べられるそうです。気になる方はお早めに!
○○レストラン
○○市○○町△△
電話 ○○○○ー○○○
営業時間11:30~22:00(ランチは15:00まで)
違いが分かりますよね?
記事の本筋は同じですが、「個人の日記」と「情報提供の記事」ではこれほど情報量に差が出てきます。
アドセンスアフィリエイトで「情報提供の記事」を書くのは、今までであれば、アドセンス審査を通過し、広告を扱えるようになってからで大丈夫でした。
しかし、ここ最近のアドセンス審査の厳しさから観察すると、申請時の記事にも「情報提供」のクオリティが要求されています。
これからアドセンス審査に臨む方にとっては気が重い話かもしれません。しかし、どっちみち「読者に役立つ情報や、新たな気付きを与えることができる記事」を書き続ける時がやってきます。
腕試しだと思って、申請用の記事も「情報提供」を意識して書いていきましょう。
2016年からのアドセンス審査の基準
記事の質(情報量)が重視されるようになった、2016年からのアドセンス審査の基準は次の通りです。
- 少なくとも1記事1500~2000字を目安に書く。
- サイト全体でテーマを統一する(例:子育てに関する記事が書かれたサイト、グルメに関する記事が書かれたサイト、ファッションに関する記事が書かれたサイト など ※あなたの得意分野で構いません)
- サイトのヘッダー(サイトタイトルの部分)を、サイトのイメージに沿うデザインにする。
- 日記であっても、読者に役立つ情報を提供するつもりで書く。(知らない人に教えるつもりで!)
- 記事のタイトルは全て違うものにする(その1.その2.など、同タイトルで連載ものは×)
- 記事のカテゴリーを設定する(未分類のままにしない)
- テキスト(文章)に加え、読者に内容を伝わりやすくするために画像を入れるのも可(必要ならば入れた方がいい)ただし、画像は著作権フリーのものか、自分で撮ったものにする。(著作権フリーの画像が手に入るサイトは、Photo ACがおすすめ ※要無料会員登録)
- 他の人が書いた文章からコピペはせずに、自分の言葉で書くこと。(オリジナルコンテンツにする)
- サイト内に関連のある記事がある場合は、リンクを入れても可。(自分のサイト以外の記事にリンクは貼らない)
- 他のASPの広告は貼らない
- 暴力、誹謗中傷、アダルト(「水着」もNG)、ギャンブル、お酒、犯罪に関することなど、反社会的な内容、過激な内容を書かないこと。(要するに、子供に見せても害がない内容にする)
Googleが禁止する記事の内容については、規約のページで確認することをおすすめします。
>>Googleアドセンス規約のページへ(必読!!)
このような基準の記事を1日1記事ずつ、合計30記事投稿しましょう。
これはGoogleが明確に発表している基準ではありません。
しかし「価値のあるコンテンツ」に照らし合わせると、最低でもこれくらいの基準を満たしておかないとアドセンス審査には通らない可能性が高いです。
私個人の感覚としては、Amazonアフィリエイトの基準に近くなってきたな~と感じます。(Amazonアフィリエイトも、先に充実したコンテンツを作ってから申請しないと落とされる)
初めてブログを運営する方にとっては、難易度がちょっと上がってやきもきするかもしれません。
しかし、アドセンス申請の段階からちゃんとした記事の書き方に慣れておけば、あとあとブログを書くのがスムーズになります。
なんでもモノは考えよう!
早速レベルを上げられると思って書いていきましょう!
まとめ
完全な個人の日記では、審査が通らなくなってきたGoogleアドセンス。
「ユーザーに価値のあるコンテンツを提供する」と明言しているGoogleの基準なら、ある意味当たり前の流れになってきたのかもしれません。
これからアドセンスアフィリエイトを始める方は、画面の向こうの読者に「へぇ~そうなんだ、役立った!」と言わせることができる記事を書いて、審査に挑んでみてください。