母子

 

こんにちは。在宅ブログワークで2人の子どもを育てる、シングルマザーブロガーのささえみです。

今回は、シングルマザーのほぼ100%が悩むといっていい「仕事」について書いていきたいと思います。

 

子どもを育てようと思ったら、冗談抜きでお金が要ります。では、そのお金はどこから継続的に得るのか?と言ったら、やっぱり仕事です。

 

しかし、世間の様子からうすうす感じ取れるように、シングルマザーがひとつの仕事をして得られる収入は、あまり満足な金額とは言えません。

総務省が2010年に発表したシングルマザーの就業状況を見ると、非正規雇用(パート・アルバイト・派遣)+完全失業で48%にのぼります。

 

シングルマザーの就業状況

 

この状況から、シングルマザーの中には、仕事の掛け持ちを考えている人や、実際に掛け持ちしている人もいます。

 

 

さて、”仕事の掛け持ち”と聞くと、

仕事の掛け持ち=2か所(以上)に働きに「出る」

というイメージが強く、「子供と一緒に過ごす時間がますますなくなる・・・」「子供を預ける先のアテがない・・・」と悩んでしまいますよね。

 

ではここで、ちょっと考え方を広げてみてはどうでしょう?

 

「外で働く」以外に、仕事の掛け持ちの「手段」はないのか?

 

現在では、お家にいながら(子どもと一緒の空間にいながら)仕事をすることだってできます!

その手段を、これから詳しくお話していきますね。

 

 

スマホかパソコンがあれば家で仕事ができる時代

スマホとパソコン

 

シングルマザーが仕事を掛け持ちする手段は、深夜にファミレスやコンビニのバイトに行ったりするだけじゃありません。

 

スマホかパソコン、つまりインターネット環境があれば、在宅で仕事をすることだってできます。もちろん在宅ですから、お子さんと一緒の空間で仕事ができるということです。(子どもの寝顔を見ながらでも仕事できます)

 

 

スマホかパソコンを使って在宅で仕事をするスタイルは「クラウドソーシング」という言葉で表現されていて、現在めちゃめちゃ需要が伸びている分野です。

総務省のサイトでもこのように紹介されています。↓

 

クラウドソーシングとは、不特定の人(クラウド=群衆)に業務を外部委託(アウトソーシング)するという意味の造語であり、発注者がインターネット上のウェブサイトで受注者を公募し、仕事を発注することができる働き方の仕組み

 

クラウドソーシングのイメージ

 

 

総務省の言い回しが小難しいので言い直すと、

  • 企業がやってほしいと思っているデータ入力や文書作成などの業務を、外部の人が代わりにやって報酬を得る
  • 企業と仕事を請け負う人とのやりとりは、ネット上(クラウドソーシングのサイト)でおこなわれる(直接企業に行ったりしなくていいので在宅でできる)

 

という働き方が「クラウドソーシング」です。

 

クラウドソーシングのサイトにアクセスする必要があり、インターネット環境が必要となりますが、それでも最低限スマホがあれば始められます。

 

 

クラウドソーシングで請け負える仕事内容

スマホ

 

クラウドソーシングで請け負える仕事は、たくさん種類があります。例えば・・・

文章作成・アンケート・データ入力・会計処理・画像(動画)加工・キャッチコピーを考える・ロゴ、バナー作成・Webサイト運営・アプリ開発・プログラミング  などなど

 

初心者OKの仕事(アンケート・文章作成・データ入力など)から、スキルがある人向けの仕事まで幅が広いです。

 

 

クラウドソーシングの始め方・仕事の流れ

パソコン

 

クラウドソーシングの始め方は、サイトに仕事請け負い人として登録することから始まります。そして、仕事完了までの流れは次のようになります。

 

①クラウドソーシングサイト(企業と仕事を請け負う人の仲介サイト)に登録する(登録無料) 

    ↓

②自分に合った仕事を検索して探し、応募する

    ↓

③企業側の担当者と、業務内容や報酬などの契約をして仕事スタート(やりとりはクラウドソーシングサイト上にて。仕事内容によっては審査があります。)

    ↓

④仕事をこなして納品(スキマ時間を使ってやる!)

    ↓

報酬の振り込み

 

 

で、肝心の報酬額のことですが、当たり前のことながら難易度の低い仕事は安め、難易度の高い仕事は高めです。

 

  • 難易度の低い仕事→データ入力・アンケートなど数分で終わるもの 1件:数十円~
  • 難易度中くらいの仕事→文章作成など初心者でも小一時間くらいで終わるもの 1記事:数百円~
  • 難易度の高い仕事→プログラミングやデザインなど、専門スキルが必要なもの 1件:数千円~

 

 

仕事内容とその報酬額については、クラウドソーシングサイトによってばらつきがあります。一度無料登録してのぞいてみるといいと思います。(クラウドソーシング歴の長い人は、ひと月数万円以上は稼いでいます)↓

 

【クラウドソーシングサイトの一例】

◆データ入力・ライティングなど仕事のカテゴリーが246種類あるサイト
>>クラウドワークス

 

◆文章を書くことに特化したクラウドソーシングサイト(初心者OK)
>>サグーワークス

 

◆会計経験者に特化したクラウドソーシングサイト
>>会計事務所経験があればOK!在宅スタッフ募集【ジャスネット在宅スタッフ】

 

◆イラスト・文章作成・占い・健康相談など、「得意」が売れるサイト
>>ココナラ

 

こうやって見ていくと、シングルマザーが本業以外に「子どもと一緒に過ごしながらも、在宅の仕事を掛け持ちする」というスタイルは可能であることが分かります。

 

 

”子どもを夜遅くまで預けて働いた”は、美談でもなんでもないと思う

母子

 

よくテレビでやっている「壮絶人生スペシャル!」系の番組では、愛する子どもを養うために、シングルマザーが朝から晩まで外で働いて~・・・その間子どもたちだけで夕飯を囲んで~・・・みたいな演出がありますよね。

で、お涙頂戴的な。

 

あれ、個人的には美談でも何でもないと思うんです。

 

たしかに、みんな一生懸命かもしれないけれど、お母さんは疲れて苦しいし、子どもは子どもで心細い思いをしてますよ。

 

 

シングルマザーになった以上は、そんじょそこらにはない覚悟も努力も要ります。しかし、努力の矛先をちょっと変えるだけで、現状を良くすることができる可能性はあります。

 

例えば仕事の掛け持ちにしても、外で働いていたのをクラウドソーシング(在宅ワーク)に切り替えることで、収入額はトントンかもしれないけれど、子どもと一緒の空間で過ごす時間は確実に増えます。それだけでも、きっとお子さんは喜びますよね。

 

 

シングルマザーが仕事を掛け持ちするなら、絶対に在宅でクラウドソーシングやったほうがいい!とは言いませんが、「こんな”選択肢”も世の中にはある」ということはめっちゃ伝えたいです。

 

やり方はひとつじゃない。

 

 

シングルマザーは、ある意味「背水の陣」です。私が動かなきゃ、だれが動く?そんな状態です。

だからこそ感覚を研ぎ澄ますことができるし、素早く行動もできます。

 

「こうするしかない」と思っているのは、実は思い込みかもしれません。
「どうせ私はこんなことしかできない」と思っているのも、実は思い込みかもしれません。

 

 

テレビのお涙頂戴的な演出に引っ張られずに、新しい選択肢をどんどん知って行動に移すこと。

 

”お金”と”時間の拘束”に直結する仕事に関しては、シングルマザーは「ガンガン人生切り開いて、子どもも自分も幸せになるんじゃ!!」という精神で望んでいきましょう!