こんにちは。ささえみです。
今回は、ブログをなるべくたくさんの人に閲覧してもらうために最重要と言っても過言でないほどの、
キーワード選定
のお話をしていきます。
前回の記事>>ブログに書くことがないは嘘!どんどん見つかるブログのネタ探しの方法
では、ブログ記事のネタを探しましたね。
ネタが決まったから、もう記事書けるよね!という気持ちは分からんでもないのですが、ここは声を大にして「早まるなかれ!!!」なのです。
ここからは、
ネタが決まったら次はキーワード選定が超重要なのよ!!
という溢れんばかりの気持ちを、松岡〇造氏に負けないくらい熱く語っていきますので、心して読んでいってください。
この記事に書かれていること
「検索上位を狙えるキーワード」でないと、アクセスは集まりまへんで!
記事のネタというのは、言わば「大分類」です。
例えるならば「食べ物」とか「動物」とか、ものすごーく大きなくくりのようなものだと思ってください。
ではここでちょっとイメージしてみましょう。
通常の会話の中で、
「食べ物」について教えてください。
「動物」について教えてください。
と人は質問するでしょうか?
もうちょっと詳しく質問してくるはずですよね?
「食べ物の中で一番ビタミンCが多いのは何ですか?」とか、「動物の中で家で飼いやすい爬虫類は何ですか?」というように。
ネットで検索をするユーザーも同じです。
通常、検索窓には1つのキーワードだけではなく複数のキーワードが羅列して入力されます。(これを「複合キーワード」と言います)
例えばネタが「ひな祭り」だったら、
ひな祭りの由来を知りたいAさんは、
「ひな祭り 由来」というキーワードを入力して検索するでしょう。
ひな祭りにぴったりの食事のレシピを知りたいBさんは、
「ひな祭り 食事 レシピ」というキーワードで検索するでしょう。
ひな祭り関連のイベントが知りたいCさんは、
「ひな祭り イベント ○○市」というキーワードで検索するでしょう。
このように、1つのネタからは様々な複合キーワードが発生します。
1つのネタから出てきた数ある複合キーワードの中には、自分のブログ記事が検索上位を狙えるものもあれば、難しいものもあります。
当然、検索上位にブログが表示された方がアクセスが集まりますよね。
・・・ということは、
数ある複合キーワードの中から「検索上位を狙えるキーワード」を選んで記事を書く、というのが、とっっっっっっても重要なのです!!
複合キーワードは考えるな!抜き出せ!
それでは早速、1つのネタに対する複合キーワードの候補を挙げてみましょう。
タイトル通り、複合キーワードというのはあなたが考えるものではありません。ヒントとなるべくところから「抜き出して」きます。
その理由は主観を消すため。
人はそれぞれ言葉の表現が微妙に違います。アルパカを見て「ふわふわ」と表現する人もいれば、「もふもふ」と表現する人もいます。
世間一般ではどの表現が多く使われるのか?つまり、どんな複合キーワードを多くの人が検索窓に打ち込むのか?
それは個人が主観を交えて考えるのではなく、既にデータとなっているところから抜き出してくるのが正解です。
ここまで分かったところで実践タイム!実際に手を動かした方が、さらに理解度が増します。
複合キーワードの抜き出しには、Google AdWordsのキーワードプランナーというツールを使います。まずはこのツールを使用できるよう、アカウント登録をしておきましょう。
Google AdWordsへの登録方法は、こちらの記事で解説しています!
>>Googleキーワードプランナーを無料で使うための登録手順を教えるよ!
Google AdWordsは、本来検索結果上に広告出稿(PPC広告)をするときに使うツールですが、広告出稿せずとも無料で使用することができます。
それでは、キーワードプランナーを使った複合キーワードの抜き出し方の動画です。百聞は一見に如かず。早速確認してみてくださいね。
補足
2017年の夏ごろから、上の動画通りに操作をしていくと、キーワードプランナーにて複合キーワードが抜き出せなくなりました。(Googleの仕様が変更されたため)
また、動画にあるような詳しいグラフも表示されず「月間でこれくらい検索されていますよ~」というような、ざっくりとした数字のみ表示されるようになりました。
そこで、違ったキーワードの抜き出し方法として、こちらの方法をおすすめします。↓
そして、次から紹介する「検索上位を狙える判断基準」についても、よく読んでみてください!↓
どの複合キーワードが検索上位を狙える?その判断基準はいかに!?
さて、複合キーワードがあるだけ抜き出せたなら、次はその中から「検索上位を狙えるキーワード」を選んでいきます。
検索上位を狙えるキーワードとは、つまり、
「自分がそのキーワードにまつわる記事を書いて投稿すれば、現状上位表示されている記事を追い抜いて1ページ目に表示される」
と予測できるキーワードです。他の記事と比べることからライバルチェックとも言います。
それでは、早速ライバルチェックをして、上位表示を狙えるキーワードを探していきましょう。
まずは複合キーワードのひとつを、実際にYahoo!Japanの検索窓に打ち込んでみてください。
検索結果が表示されましたね?
それでは、次の項目をチェックしましょう。
①検索結果の1ページ目に強豪サイトがない
※強豪サイトとは企業が運営しているサイトやキュレーションサイト(NEVERまとめ・2chまとめなど)
企業サイトは資金力を使ってSEOをかけているので、個人が運営するニュースサイトは勝負しないほうが無難です。キュレーションサイトも有名なものであれば、閲覧ユーザーが多く、強いライバルです。
②検索結果の1ページ目の記事タイトルに、複合キーワードが「すべて含まれていない」ものが多い。
Googleの検索アルゴリズムの1つの特徴として、複合キーワードがすべて含まれている記事を上位表示させる傾向があります。(ただし、中身が伴っていることが大前提)
よって、タイトルに複合キーワードがすべて含まれていないブログがたくさん上位表示されていれば、あなたがタイトルに複合キーワードをすべて含んだ「充実した記事」をアップすれば、上位表示される可能性が高くなります。
③検索結果の1ページ目の記事の内容をすべてチェックしてみて、以下のことに当てはまる
- 文字数が少ない、大雑把なことしか分からない、キーワードとはズレたことが書いてある、など「情報が薄い記事」がある
- 更新頻度が少なく、運営歴も浅いブログがある
あなたが検索ユーザーだったらと想像して、
「このブログを読んだだけでは物足りないな~」と感じたり、「これってどこかからコピペしてリライトしただけじゃね?」と感じたり、「キーワードとは無関係のことが書いてある」「全体の記事数が少ないし、更新もあまりされてないなぁ・・・」と感じたら、ライバルが弱い可能性が大です。
以上の3つの項目をすべてクリアした複合キーワードが、「記事を書いて検索上位を狙えるキーワード」です。
※動画では「無料ブログが表示されていること」も条件として話していますが、それは気にしなくてもいいです。ここ最近(2016年以降)のGoogleの検索結果の傾向を見ていると、無料ブログが上位に表示される回数が昔に比べて少なくなりました。
検索上位に並んだ記事の中身をチェックする、上記③の条件を一番重要視しながらライバルチェックしていきましょう。
そんなお宝キーワードは、ぜひテキストファイルなどに整理してストックしておきましょう。(1つのネタから複数の狙えるキーワードが抽出できるはずです。どれか1つに候補を絞るのではなく、「狙えると思う全てのキーワード」をストックしておきましょう。もちろん、その全てについて記事を書いていきます)
少し時間がかかる作業ですが、これをきっちりやるかやらないかで、ブログへのアクセス数やアフィリエイト報酬に雲泥の差が出ます。
あなたが心を込めて、時間をかけて書いた記事が埋もれてしまわないように、淡々と粛々と、複合キーワードのライバルチェックをおこなっていきましょう。(10個ほど狙える複合キーワードが見つかったら、先に記事を書いてしまっても構いませんよ!)
まとめ
検索上位を狙えるキーワード選定は、ハッキリ言って結構手間がかかります。
ブログ運営をし始めて、まず最初に「う~ん」と頭を悩ませる作業の一つです。
しかし、このコツコツ作業をきっちりできるかどうか?で勝敗が決まります。
準備8割本番2割。
仕事をするうえで大切な心がけとして、聞いたことがある方もいる言葉でしょう。
ブログ運営もこれに当てはまります。
そしてキーワード選定は、準備8割の中の最重要ポジション!!
ブログにアクセスを集めたいなら!
アドセンスで収益を上げたいなら!
何より大事な姿勢は「淡々と、コツコツと」です。
勝ちましょう!共に!!
検索上位を狙えるキーワードが決まったら、記事を書くステップに進みますよ!
>>ブログに書く内容は「リサーチ」すれば一目瞭然!すぐできる2つのリサーチ方法
上記のライバルチェック読ませていただきました。
私の理解では検索需要の少なくても(月間100以下でも)ライバルが少なく確実に上位表示できる3~4語の複合キーワードを狙って、3~4語の複合キーワードで上位表示されるとその中の需要が大きい2語(月間1000語以上)でも検索上位に上がってきて大きなアクセスが集まるという理解でいいのでしょうか?
その際ライバルチェックの際に最初に上位を狙う3~4語のライバルチェック以外に2語のライバルチェックはしなくていいのでしょうか?
3~4語で上位表示できても2語が強すぎるとアクセスがほとんど集まらないのかなと思って質問させていただきました。
よろしくお願いします。
児玉さま
コメントありがとうございました!
メールアドレス宛にお返事を送らせていただきました。
またよろしくお願いします。