こんにちは。ささえみです。
今回は、
ブログのカテゴリーとタグは、ユーザーのために正しく設定しよう!
というお話です。
ブログの記事がだんだん増えてくると、それをカテゴリー別に分類したくなりますよね?
部屋がとっ散らかってくると、モノをまとめたくなるように。
WordPressのブログ上では、「カテゴリー」と「タグ」という、2つの分類ができます。
それぞれ何がどう違うの?
どうやって使い分けたらいいの?
設定上の注意は?
などなど、カテゴリーとタグの設定と管理方法について、詳しくまとめていきます。
この記事に書かれていること
カテゴリーとタグの違いは何?
一般的にブログ界では「カテゴリー」は大分類、「タグ」は中分類という使い方がされています。
例えば私のブログで例を挙げると、
「ヘルスケア」がカテゴリーで、「胃腸風邪」がタグ、「子育て」がカテゴリーで「こどもの日」がタグです。
このように、
カテゴリーは「大きなくくり」で記事をまとめるもの、タグは「具体的な共通する話題」で記事をまとめるものと覚えておきましょう。
カテゴリーは記事数が増えてきたら適宜追加を、
同じネタで複数記事を書いた場合は、タグでまとめておくとよいでしょう。
カテゴリーとタグで記事をまとめるメリットは?
カテゴリーとタグで記事をまとめるのは、他でもない「閲覧ユーザーのため」です。
あなたのブログに訪問してきたユーザーに、「他にもこんな役立つコンテンツがありますよ」とさりげなくエスコートしてあげるのが「カテゴリー」と「タグ」の役割になります。
そのため、カテゴリーとタグを作ったら、しっかりと訪問ユーザーの見える場所に配置してあげましょう。
(※カテゴリーとタグの配置方法は後述!)
さらに、カテゴリーとタグで記事をまとめておくことは、サイト管理者のあなたの役にも立ちます。
- 自分の得意分野のネタが分かる
- 内容の薄いカテゴリーの強化をするときに役立つ
- 後で記事を修正しようと思った時に、カテゴリーとタグをたどればすぐに目的の記事にたどり着く
このように、閲覧ユーザーとサイト管理者の、どちらにもメリットがあるカテゴリーとタグの設定。
早速作ってみましょう。
カテゴリーとタグの作成方法
カテゴリーとタグの作成方法は、2種類あります。
- 記事投稿ページで作る
- カテゴリー、タグページで作る
それぞれ詳しく説明しますね。
記事投稿ページでカテゴリーやタグを作る方法
WordPressの記事投稿ページの右側に、カテゴリーが追加できる場所があります。
下の画像の通りに操作すると、新規カテゴリーが追加されます。
(編集中の記事は自動的にそのカテゴリーに振り分けられます。※後で変更可能)
カテゴリーの中にカテゴリーを作ることもできます。
この場合、含まれるカテゴリーは「子カテゴリー」、含むカテゴリーは「親カテゴリー」となります。
親カテゴリーは選択することができます。
タグも同じく、記事投稿ページの右側に追加できる場所があります。
今まで作ったタグの中から選ぶこともできます。
記事を作成していて、これは新しいカテゴリーやタグを作って分類した方がいいな・・・と思った時には、記事投稿ページからついでに新規作成することができます。
ただし、記事作成のついでにカテゴリーやタグを新規追加した場合、スラッグの変更をする必要があります。後で忘れずにおこないましょう!
※「4 カテゴリーとタグを作る際の注意」にて、スラッグの意味と理由を説明しています。
カテゴリー、タグページで作成する方法
カテゴリーやタグには専用のページがあります。
WordPressダッシュボードの「投稿」から、それぞれ専用ページに飛ぶことができます。
カテゴリー作成ページでは、下の画像の通りに操作すればカテゴリーが追加できます。
カテゴリー名は、日本語サイトであれば日本語で問題ありません。
スラッグというのは、そのカテゴリーのページがWeb上で表示されたときに、URLの一部になるものです。
これは半角英数字にしておく方が望ましいので、カテゴリーの内容に合ったものを入力しましょう。何も入力がなければカテゴリー名と同じものが設定されます。
カテゴリーの説明文は、特に必要ではありません。
タグの作成ページも同じく、任意のタグ名は日本語でかまいませんが、スラッグは半角英数字にしておきます。
カテゴリーやタグは、このようにして作っていきましょう!
カテゴリーとタグを作る際の注意
カテゴリーとタグは、記事を種類別にまとめておくためのものです。
そのため、各カテゴリーやタグの中に1記事しか記事が入っていないのは、カテゴリーとタグの意味を成しません。
訪問ユーザーからしても、他の関連記事もあると思ってカテゴリーやタグをクリックしたのに、1記事しか入ってないやん!となっては残念無念ですよね。
カテゴリーやタグを作るなら、その中に複数記事追加するつもりで作りましょう。
むやみやたらに作らないでねってことです。
そして、スラッグは必ず半角英数字にしておきましょう。
これを例えば日本語のままにしておくと、Web上のURLでは次の通りになります。
例:http://〇〇〇.com/ヘルスケア
(↑日本語のまま)
別に問題ない気がするかもしれませんが、次にこのURLをSNSなどの投稿ページに貼り付けたとすると、こうなります。
例:http://〇〇〇.com/%E6%4%D2%7A%E%54%E%8%A4%D7%・・・・・
(↑謎の長~いURLになる)
このように、スラッグが日本語のままでは、なんのこっちゃ分からないURLになってしまいます。
クリックして記事を見てみようとするユーザーの数を、減らしてしまう可能性がありますね。
スラッグをあらかじめ半角英数字にしておけば、これを防ぐことができます。
例:http://〇〇〇.com/healthcare
(↑SNSでもこのようにスマートな表示になる)
カテゴリーやタグを新しく作る際は、
- 1記事しか入っていないカテゴリーやタグは作らない
- スラッグを必ず半角英数字に直す
この2点に注意しましょう。
カテゴリーとタグをサイドバーに表示しよう!
カテゴリーやタグを作る意味は、ユーザーが情報を探しやすくするため。
なので、ユーザーの目の触れる場所に置いておきましょう。
効果的な場所はサイドバーです。
どの記事が閲覧されても、共通で表示される部分だからです。
サイドバーにカテゴリーとタグを表示させるには、WordPressダッシュボードの「外観」→「ウィジェット」で、サイドバー(ウィジェット)編集画面に移ります。
左側に追加できる項目が一覧になっています。
そこから「カテゴリー」や「タグ」の項目を見つけて、右側の「サイド」枠内に持ってきます。
さらに、タイトルも付けることができます。
何も入力しなければ、そのまま「カテゴリー」「タグ」のタイトルでサイドバーに表示されます。
私は個人的に「タグ」という言葉が分かりづらいな~と思ったので、「さらに詳しいカテゴリーはこちら!」とか「話題のワード」などにタグのタイトルを変更しています。
これで、サイドバーにカテゴリーやタグが表示されるようになりました。
まとめ
いろんなネタをもとに記事を書いていくならば、カテゴリーやタグをうまく使っていきましょう。
ブログの訪問ユーザーに関連記事も読んでもらえれば、より詳しい情報を提供できますよね!
そして、ブログ自体の閲覧ページ数や滞在時間も増えて、SEO効果も期待できます。
記事の管理にも役立つ!
モノが増えてきたら、こまめに整理整頓。
これ、部屋の中だけじゃなくてブログの中でも同じですね。