こんにちは。ささえみです。
今回は、
Googleアナリティクスで直帰率が高い場合のブログの改善方法
についてお話していきます。
直帰率が高いって、なんかイヤですよね。
「来てすぐ帰るんかーい!!!!」
って、姿見えぬユーザーに叫びたくなりますよね。笑
アドセンスをキャッシュポイント(収入源)とするニュース系サイトでは、
直帰率の高さはどうとらえるべきか?
そして、改善するための具体的方法にはどんなものがあるのか?
その辺りを、
私ささえみ流のやり方をお伝えしていこうと思います。
まずはじめに!各ページの直帰率をチェックしよう
Googleアナリティクスで見ておくべき直帰率のデータは、
「レポート→行動→すべてのページ」で表示できます。
ここで、各記事の直帰率をチェックしてみましょう。
直帰率は、高ければ高いほど、
その記事だけ読んでサイトを離脱しているユーザーの割合が多い
ということです。
ただし、直帰率が高いから低品質の記事だというわけではありません。
その1記事でユーザーの困りごとが解決できて、
満足してサイトから離れていったユーザーも含まれています。
記事で扱うネタの範囲が広い、
アドセンスをキャッシュポイントとするニュース系サイトは、
特にその傾向が強くなります。
※ニュース系サイトの直帰率の平均は80%くらいと言われます。
しかし、やはり他の記事も読んでもらって、
サイトの滞在時間が長くなった方がSEO的に良いのは間違いありません。
Googleはユーザーがどのくらいそのサイトに滞在しているか?
を、サイトを評価する基準の一つとしています。
なので、記事の直帰率を下げるための、
ちょっとしたコツが必要となってきます。
直帰率を下げてサイトの滞在時間を長くする3つのコツ
サイトの直帰率を改善しようとするならば、
まずは「アクセスの多い記事から修正していく」のがおすすめです。
多くの人が見に来ている記事の直帰率が下がれば、
サイト全体の直帰率も下がります。
そこで、「今どんな記事にアクセスが集まってきているのか?」
を知るために、「行動 ランディングページ」レポートに注目します。
このレポートでは、
設定した期間中(何もしなければその日から遡って1か月間)に、
アクセス数の多かった記事が順に並んでいます。
どのURLがどの記事か分からない!
というときは、URL横の四角に囲まれた矢印をクリックしてみてください。
記事のプレビューが現れます。
さて、そのアクセスランキングの順に、
記事を修正していきましょう。
※私は直帰率が80%を超えたら修正するようにしています。
記事更新が滞らないように、時間配分を考えて修正していきましょう!
直帰率を下げる記事修正のポイント1 内部リンクを増やす&目立たせる
内部リンクとは、
サイト内の記事から記事にリンクを貼ることを言います。
↑こんな感じです。
修正しようとしている記事と関連するような記事があれば、
その記事にも飛んでもらえるようにリンクを貼ります。
画像を使ってリンクを貼るより、
テキストリンク(文章リンク)のほうがクリックされやすいです。
ココでポイント!
貼ったリンクはクリックして次のページに飛んでもらわないと、
直帰率の改善にはなりませんよね。
なので、思いっきり目立たせます。
- 記事中の文字の大きさ(フォントサイズ)よりも、一回り大きくする
- 太字にする
この2点に気を付けると、
内部リンクはかなり目立つようになり、
「あっ!他にもこんな役立つ記事があるんだ」とユーザーに気付いてもらえます。
まるでクリックしてくれって言ってるみたいだけど大丈夫?
と一瞬心配になるかもしれませんね。
でも、大丈夫!
あなたが思うほど、
閲覧ユーザーは熱心に記事を読んでませんから!!!!
忙しい合間を縫ってネット検索をしているユーザーは、
一字一句記事を読みません。流し読みです。
そのユーザーに「他にもいい記事あるで!」とアピールするには、
大げさなくらい内部リンクを目立たせるくらいでちょうどいいのです。
でかでかと目立つ内部リンクは、
記事が終わったすぐ下に配置しましょう。
記事の終わりはユーザーが次の行動に移るときです。
そのタイミングで「こんな記事もありまっせ~」とアピールできます。
ちなみに、関連記事がない・・・という場合は、
まずは関連記事を追加するところから始めましょう。
- ある病気の症状についての記事に内部リンクを貼るために、その病気の予防グッズの記事を書いてみる
- 就職活動についての記事にリンクを貼るために、履歴書の書き方の記事を書いてみる
- あるイベントについての記事に内部リンクを貼るために、そのイベントが行われる場所周辺の駐車場の記事を書いてみる
関連記事は、
その記事に訪れたユーザーが次に知りたいことを想像すると、
たくさん書けることに気が付くはずです。
※ただし、ちゃんと上位表示できるキーワードを使って関連記事を追加すること!
記事のネタ・キーワード選定の復習はこちらの記事で↓
>>「ブログに書くことがない」は嘘!どんどん見つかるブログのネタ探しの方法
>>アドセンスアフィリエイトの肝やで!勝てるキーワード選定方法
直帰率を下げる記事修正のポイント2 アイキャッチ画像と導入文を見直す
「行動 ランディングページ」レポートでは、
各記事の平均セッション時間も見ることができます。
平均セッション時間とは、
その記事にアクセスしてきてからサイトを離脱するまでの時間の平均値です。
直帰率も高くて、さらに平均セッション時間も短い記事というのは、
その記事の序盤ですでにサイトを去っているユーザーが多いことを示します。
記事の序盤で直帰する・・・。
こんなに悲しいことはありませんね。
こんなことが起こる大きな要因の一つが、
「記事のアイキャッチ画像と導入文」です。
記事にアクセスしてきて・・・
- まず一発目に目にしたアイキャッチ画像に違和感を感じる
- 導入文を読んで「この記事には欲しい情報がない」と判断される
こうなるユーザーが多いと、
直帰率も平均セッション時間も短くなります。
こんな記事があったとしたら、
まずはもう一度想像してみてください。
「この記事に込めた狙ったキーワードには、
ユーザーのどんな困りごとが秘められているのだろうか?」
ユーザーの気持ちになって考えれば、
例えばインフルエンザのホームケアの記事に、
こんな画像と導入文は不適切ですね(極端な例)↓
「あなたの探している疑問の答えはこれではないですか?
ならば、その答えをこの記事の中で教えましょう。」
この感覚がアイキャッチ画像と導入文で伝われば、
「アクセスした瞬間に直帰」は避けられます。
出だしでユーザーの心を掴みましょう!
(もちろん、記事全体の内容も、
ユーザーの知りたいことにマッチしている必要がありますよ!)
導入文の書き方は、こちらの記事で具体的に解説しています↓
>>訪問ユーザーの満足度を上げる!ブログの書き方6つのコツ
記事の内容がユーザーの知りたいことにマッチしているかどうか?
不安を覚えたあなたはこちらの記事で復習をどうぞ!↓
>>ブログに書く内容は「リサーチ」すれば一目瞭然!すぐできる2つのリサーチ方法
直帰率を下げる記事修正のポイント3 ブログ全体の「見やすさ」を修正する
Web上のコンテンツ(記事)というのは、
読むものではなく「見るもの」です。
文字装飾や画像が少なく、改行もされていない延々と続く文章は、
ユーザーから「見にくいな~」と敬遠されます。
※ただし、電子書籍は別。
その結果、
「この記事見にくいから見るのや~めた」
「この記事だけ見たら他のサイト移ろう」
このように判断され、直帰!
なんて可能性も考えられますよね?
見やすい記事にする具体的方法は、
- 文章には適宜改行を入れる
- 段落と段落の間にスペースを空ける(目安:2~3行くらいでひと段落)
- 画像や動画を挿入して視覚でも楽しませる
などです。
こちらの記事>>WordPressでカンタン記事装飾!ブログに華と読みやすさを!
でも解説しています。ぜひご一読を。
特に、スマホユーザーの閲覧が多いブログであれば、
スマホの小さい画面上で見てもストレスを感じない見やすさが重要です。
記事の修正&更新後は、
必ずスマホでも「見やすさ」を確認するようにしましょうね!
※デバイス別のアクセスの割合は、
「レポート→ユーザー→モバイル→サマリー」で調べることができます。
Googleアナリティクスの直帰率のデータを見ながら、
以上3つの修正のコツを実践してみてくださいね。
まとめ
直帰率が高い。
悪いとは一概には言い切れないものの、
やはり1ページだけ読んで去っていくユーザーが多いのは悲しいですよね。
ユーザーにできるだけ長くサイトに滞在してもらうために、
- 内部リンクを増やす&目立たせる
- アイキャッチ画像と導入文を見直す
- ブログ全体の「見やすさ」を修正する
この3つの修正を記事にかけていきましょう。
それから、またGoogleアナリティクスのデータを見て検証する。
サイトの品質向上とは、これの繰り返しです。
長い目で見ていきましょうね。
手塩にかけて育てたサイトは可愛いですよ~。
サイト作成は子育てと一緒じゃ!!